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Book Suggestion

テーマ③「としょかん」

みなさんは、どんな図書館に行ったことがありますか?本の世界にもいろんな図書館が登場しますよ!

幼稚園部

”Library Mouse" by Daniel Kirk
ダニエル・カーク著『としょかんねずみ』

図書館に住んでいるねずみのサムは、夜になって閉まったあとの図書館で、毎晩いろんな本を読んでいます。ある晩、サムは自分でも本を書いてみることに…できあがった本を本棚に入れた次の日、図書館の利用者がその本を手に取ると…?

”Library Lion”  by Michelle Knudsen
ミシェル・ヌードセン著『としょかんライオン』

まちの図書館にライオンが入ってきました。図書館員のマクビーさんは大あわて。でもメリウェザー館長は、図書館のきまりを守っているならいいですよ、と言いました。ライオンはこどもたちと一緒に絵本の読み聞かせを聞いています。そのうちライオンはみんなと仲良しになりました。ところがある日、事件が起きてしまいます…。

初等部低学年・中学年

安藤忠雄・はたこうしろう 著『いたずらのすきなけんちくか』

世界的建築家・安藤忠雄氏が設計し2020年春にオープンした、大阪の「こども本の森 中之島」を舞台にした絵本。
「ほんのもり」に遊びに来た兄のりょうたと妹のりさは、黒い服を着た謎のおじさんに館内を案内されることに。このへやはなにをするところ?けんちくかってどんなしごとなんだろう?
安藤さんがこれまでに設計した建築が絵本の中で次々に登場します。読めばワクワクして、胸が熱くなる安藤氏初の絵本。なんと安藤忠雄さんご自身が、中村学園長を通して、KIA初等部図書室にこの絵本を寄贈して下さいました!
 

“Librarian of Basra”  by  Jeanette Winter
ジャネット・ウィンター『バスラの図書館員 イラクで本当にあった話』

2003年の春、イラクの文化的中心都市であるバスラの図書館員・アリアさんは、戦火から図書館の本を守るため、友だちの助けも借りて、3万冊の本を図書館から徹夜で運び出します。図書館が燃え落ちたのは、その9日後のことでした…。ニューヨークタイムズの記事がもとになった実話です。
 

初等部高学年・中高等部

"Ban This Book” by Alan Gratz     
アラン・グラッツ著『貸出禁止の本をすくえ!』 

9歳のエイミー・アンは、放課後にシェルボーン小学校の図書室でゆっくり本を読んですごすのが一番の楽しみ。でもある日、お気に入りの本が「子どもにふさわしくない本」として貸出禁止になってしまいます。決めたのは、PTA会長のスペンサーさん。あんなに夢中になれる本が、子どもに「ふさわしくない」って、どういうこと?貸出禁止騒動をきっかけに、内気だったエイミー・アンは愛する本を救おうと立ち上がり…。この物語の中で貸出禁止になってしまう本は、これまで実際にアメリカの図書館で一度は貸出禁止措置を受けたことのある本だそうです。KIAで人気の”Captain Underpants”シリーズやロアルド・ダールの”Matilda”も貸出禁止のリストに入ってしまいます!大変だ!
 

”Improbable Libraries” by Alex Johnson
 アレックス・ジョンソン著『世界の不思議な図書館』

ゾウ、ラクダ、電話ボックス、ボート、庭、駅、ホテル…そこに本があって、読みたい人と届けたい人がいれば、どこでも図書館になる!世界各地にある個性派ライブラリーを全89館紹介する写真集。「本が生活のなかをめぐって行く社会は、こんなにも人を豊かにする。」と本の帯に寄せられた柴野京子氏の言葉に深く納得。
 

 

テーマ④「なつ」

夏といえば、海?プール?スイカ?アイス? 読書で夏を満喫しましょう!

幼稚園部

”Big Yellow Sunflower” by Frances Barry
フランセス・バリー著 『おおきなおおきなきいろいひまわり』

たねから、めがでて、花がさくまで、ひまわりが大きくなっていくお話です。ページをめくっていくと、絵本が大きなひまわりになる、夏にぴったりの素敵なしかけえほんです。
英語版は現在中古でも手に入りにくい状態ですが、翻訳版は購入できます。
 

アンニョン・タル著『すいかのプール』

すいかのプールの、プールびらきの日。こどもたちが浮き輪をもって駆け出します。
夏の日の楽しい空想を生き生きと描いた、あまりにも自由な展開に、ページをめくる度に「えー?!」と驚いてしまいますが、暑い夏の日に読んだら涼しくなること間違いなしの韓国の絵本。
 

初等部低学年・中学年

堀川理万子著『海のアトリエ』

おばあちゃんの部屋の壁に飾られている女の子の絵。「この子はだれ?」と聞いてみると「この子は、あたしよ」って。その絵には、ある夏の1週間、海が見えるアトリエで絵描きさんと過ごした、おばあちゃんの子どもの頃の大切な思い出がつまっていて……。
絵の色合いもストーリーも、涼しげで洒落ていて感動する絵本。第31回Bunkamuraドゥマゴ文学賞、第53回講談社絵本賞受賞作品。

岩貞るみこ著『ガリガリ君ができるまで』

アイスバーの定番「ガリガリ君」のメーカー、赤城乳業(株)・商品開発部を舞台にした、事実度90%以上のドキュメント小説。「 味」「パッケージのイラスト」「アイスの材料である牛乳が手に入りにくい時期」…私たち消費者が知らなかった裏側を知ることができます。小学中級からすべての漢字にふりがなつきで、読みやすいのも◎◎。

初等部高学年・中高等部

”Short” by Holly Goldberg Sloan
ホリー・ゴールドバーグ・スローン著『マンチキンの夏』

12歳のジュリア・マークスは、背が低いことが悩み。夏休みに地元の大学で「オズの魔法使い」の上演が決定し、マンチキン(小人)役を、町の子どもたちからオーデションで採用することに。ママのすすめで、弟と一緒にオーディションを受けたジュリアは、望んではいなかったけれどもオーディションに合格。毎日芝居の稽古がある、いつもとは違う夏が始まったー。
ジュリアの心の声がとってもユーモラス。KIA生はミュージカルに馴染んでいるので、特に共感できるのでは?著者のスローンは映画脚本家。

湯本香樹実著『夏の庭  The Friends』

小学6年生の夏休み、3人の少年はあるきっかけで、町外れの古い家に一人で暮らすおじいさんを観察し始めるが、そのうちにおじいさんとの間に交流が生まれ、不思議なことに「最初はぼくたちがおじいさんを見ていたのに、いつのまにか、見られているのはぼくたちのほうになって」くる。そして3人は二度とない特別な夏の経験をすることに…。

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